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次に、甲府盆地で進む実験線の工事現場を視察。事前に視察を申し込んだものの、こちらもJR東海側からの制約が厳しく、一般道路などから見学できる部分のみ視察が許可され、特に、トンネル内や工事現場内への立ち入りは許可されませんでした。そこで、この区間を施行する「鉄道・運輸機構」の実験線建設所の係官から、工事の進捗状況の説明を受けるとともに、「鉄道・運輸機構」から見るリニア中央新幹線の今後についての意見交換を行いました。

予想外に急ピッチで進んでいる現場に、大変驚きました。実験線とはいえ本格的な工事で、一部のトンネルは工事の進捗率が全長の40%と、まさにリニアが西に確実に伸びている感じです。

リニアと言えばJR東海ですが、この区間を始め各所の実験線の工事を施行する、独立行政法人の鉄道・運輸機構の現場係官と懇談をし、本格的な工事を目の当たりにして今後の展望を聞く中で、鉄道・運輸機構の大きな存在を、あらためて認識しました。

視察を終えて

私たちは、甲府盆地と南アルプスを望む笛吹市の高台に立ち、リニア中央新幹線の予定ルートを眺めたとき、実験線の西端が、諏訪にも飯田にも向いて見えましたが、事前に訪れた南アルプスの山梨県側の試掘現場とつなげると、その向こうに飯田があります。まさにCルートです。

会派みらいは、飯田駅設置の推進に全力を注ぐ、飯田下伊那の運動を強力におしすすめるものの、まだ決定を見ないルート問題への対応に手を緩めるべきでないと考えます。

引き続き会派としてのリニア新幹線飯田駅実現に向けた研究を進め行動を起こすべく、今回の視察を通じてその思いを新たにいたしました。

なお、近日中に、地元新聞に視察のレポートが連載されますので、合わせてご覧下さい。

リニア実験線

次に、山梨リニア実験線の建設状況を視察しました。山梨の実験線は、総延長42.8qですが、山梨県都留市の先行区間では、これまでリニアの試乗を行うなどして、既に実験を行っています。今回の視察は、これを除く甲府盆地に伸びる実験線計画区間です。

まずは、山梨県側の南アルプス山麓で水平ボーリングを行っている現場を目指しました。視察は事前に申し込まずに直接訪問したのですが、案の定、現場入口にいるガードマンに視察を断られました。JR東海による厳しい管理が印象的でした。

飯田市議会 会派みらい
リニア飯田駅設置推進視察団 第2

   急ピッチで進むルートの現場

 

「会派みらい」では、去る226日〜27日の2日間に渡って、リニア中央新幹線の予定ルート上を視察しました。

視察先は、神奈川県相模原市にある「大深度地下実験室」と、山梨県笛吹市の「山梨リニア実験線」の建設工事現場です。

大深度地下実験室

 「大深度地下」は、リニアのルート上では、大都およびその周辺と、山岳地帯を長大トンネルで貫く際に生じる新たな空間として、その影響の研究がリニア実験線をはじめとして各所で行われています。

今回、私たちが視察を行ったのは、東急建設鰍ェ独自に相模原市で行っている「大深度地下実験施設」です。都心の地下鉄をはじめとした地下空間は、地下およそ40mですが、同実験施設は、リニア新幹線が想定する地下50m以下にあり、地下における様々な実験を行っています。この実験施設は、リニアに直接関与する施設ではないものの、地下における都市の建設を進める上での長期に渡る実験内容が注目されています。

大深度地下は深さが法で定義されており、適用を受けると、地権者への事前の補償なしに、事業者が使用権を設定できます。リニア新幹線では、品川から40kmとも言われる首都圏の大深度のルートと、山梨県の笹子、御坂、それに、南アルプスのトンネル部分が大深度地下となる見込みです。