竹富島の
歴史的景観形成地区
歴史や自然と人の営みの原点を考えさせられる、良い訪問ができたと考えます。観光とはあるものをそのまま提供する、飾らないことも、そこにしかないものを感じてもらうことも大切な要件だと教えられたような気がしました。
竹富島の役場は石垣島にあります。
そして石垣島の南西に点在する16の島々からなる広大な海洋区で、有人島9つ・無人島7つで構成される特異な形態を物人口4120人の自治体です。 ドラマ「チュラサン」の舞台となった小浜島、イリオモテヤマネコで知られる西表島など日本最南端に位置する島々です。
南西諸島は台風の影響を強く受ける地域のため、家屋は現在コンクリート製の建物様式が主流になっていますが、かつては赤瓦を利用した独特な建物様式でした。現在はほとんど見ることがありせん。
竹富島ではその伝統的な景観が多く残っており、昭和62年に「重要伝統的建造物群保存地区」の選定を受けています。
訪れた印象は、歴史を残そうとする島民の思いと、その街並みを観光資源として活用しながら更なる保存に繋げ共存している点に感心しました。
ハイビスカス・ブーゲンビリアなど赤と葉の緑、サンゴからなる真っ白な砂を敷き詰めた路地通り。その路地を牛車でめぐる街並み散策は、北の地に暮らす私たちには、ゆったりとした時間の流れを想わせ、南の国独特の雰囲気に浸ることができました。